2025.10.24
こんにちは!エスティエム株式会社です😊
今回は、日頃よりお世話になっている職人さんのレジアスエースバン(ハイエースバン)の車検について、皆さまにお願いしたいことがあります。



職人さんのレジアスエースバンは、まさに仕事の「命」。荷室には、大切な工具や資材、道具類が隙間なく満載されています。いつも頑張っている相棒を預からせていただき、私たちも身が引き締まる思いです。
しかし、車検でお預かりする際、職人さんから決まってお聞きするのが...
「工具を全部降ろす作業が本当に大変で…😓」
そうですよね、そのお気持ち、痛いほどよく分かります。仕事に必要な道具はすぐに取り出せるように整理されており、それを全て降ろす作業は大きな負担だと思います。年に一度のこととはいえ、大変なお手数をおかけして本当に申し訳ございません。
私たち修理工場としても、車検をスムーズに進め、お客様のお車を「安全・確実」に整備・検査するために、いくつかの理由から荷室を空にしていただく必要があります。
車検規定(貨物車)の遵守 レジアスエースバン(ハイエースバン)のような貨物車は、積載能力や乗車定員に関する検査が必要です。検査時に、荷室に工具や荷物が満載されている状態では、規定通りの検査が困難になってしまう場合があります。
確実な整備作業の実施 エンジンルームや足回り、ブレーキ周りの点検・整備はもちろん、車体の下回りや室内、シートベルトなど、整備士が隅々まで確認する必要があります。荷室に工具が満載されていると、整備士が奥まった場所の点検や、車体内部のボルト・ナットの確認などができず、整備不良を見落とすリスクが高まります。
安全・迅速な作業環境 重い工具や道具が載った状態で車を持ち上げたり、整備士が車内で作業したりするのは、安全面で大きなストレスとなります。また、万が一、部品交換などで荷物を移動させていただく際、大切な道具を傷つけてしまうリスクも避けたいのです。
お客様の安全と、車検・整備の確実性を確保するため、大変恐縮ではございますが、車検にお出しいただく際は、荷室の荷物を全て降ろしていただくよう、ご協力をお願いしております。
「現場の安全はクルマの安全から」。
私たちは、プロフェッショナルである職人さんの「相棒」が、次の一年も安全に、力強く現場で活躍できるよう、責任を持って点検・整備させていただきます。
ご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。